IUU漁業対策プロジェクト

国際セミナー「IUU(違法・無報告・無規制)漁業対策とトレーサビリティの推進」レポート/資料

国際セミナー「IUU(違法・無報告・無規制)漁業対策とトレーサビリティの推進」を開催

日時:2018年6月8日(金)
場所:TKP赤坂駅カンファレンスセンター

IUU漁業対策フォーラム(WWFジャパン、株式会社シーフードレガシー、セイラーズフォーザシー⽇本⽀局、国 際環境NGOグリーンピース・ジャパン、オーシャン・アウトカムズ、トラフィック、 ザ・ネイチャー・コンサーバンシー、GR Japan株式会社)は、6月8日、「IUU漁業対策とトレーサビリティの推進」をテーマにした国際セミナーを開催いたしました。

会場の様子 「IUU漁業対策フォーラム」を構成する各団体
参加者の集合写真

当日は、深刻化するIUU漁業対策として日本政府が導入すべき対策、制度のあり方を提案するものとして、6月1日に発表した共同提言「IUU水産物の輸入及び国内における漁獲・流通の防止策に関する共同提言」について紹介するとともに、日本政府関係者や各界を代表するスピーカーを招いて、関係する現状と課題について水産関係者間で実質的な議論が行われました。

セッション1では、「世界及び日本におけるIUU漁業の現状と課題」と題し、セイラーズフォーザシー日本支局 井植 美奈子氏がファシリテーターを務め、オーストラリア ウーロンゴン大学 准教授 クエンティン・ハニック 氏、グローバル・フィッシング・ウォッチ ブライアン・サリバン 氏、水産研究・教育機構 審議役 大関 芳沖 氏 、三重大学 准教授 松井 隆宏 氏により、日本と世界のIUU漁業の現状と技術革新などについて、講演とディスカッションを行いました。

セイラーズフォーザシー日本支局
井植 美奈子
ウーロンゴン大学 准教授
クエンティン・ハニック
グローバル・フィッシング・ウォッチ
ブライアン・サリバン
水産研究・教育機構 審議役
大関 芳沖
三重大学 准教授
松井 隆宏
セッション1
パネルディスカッションの様子

また、セッション2では、「企業・漁業者によりトレーサビリティの取組」としてオーシャン・アウトカムズ 日本支部長 村上 春二氏がファシリテーターを務めるなか、株式会社臼福本店 代表取締役社長 臼井 壯太朗氏、東京大学農学生命科学研究科 助教 石原 広恵 氏、 ニューイングランドシーフード社 キャシー・レイスク氏、グローバル・フィッシング・ウォッチ ネイサン・ミラー 氏、 オーストラリア国立海洋資源安全保障センター(ANCORS) キャサリン・セト 氏が、トレーサビリティに関して漁業者や国内外の事業者の取組を紹介、議論しました。

オーシャン・アウトカムズ 日本支部長
村上 春二
株式会社臼福本店 代表取締役社長
臼井 壯太朗
東京大学農学生命科学研究科 助教
石原 広恵
ニューイングランドシーフード社
キャシー・レイスク
グローバル・フィッシング・ウォッチ
ネイサン・ミラー
オーストラリア国立海洋資源安全保障センター
キャサリン・セト
セッション2
パネルディスカッションの様子

セッション3では、「IUU水産物の流通防止に向けた施策の推進」と題し、シーフードレガシー株式会社 代表取締役 花岡 和佳男氏をファシリテーターに、一般社団法人食品需給研究センター 主任研究員 酒井 純氏、 WWF ジャパン 自然保護室 海洋水産グループ長 山内 愛子 氏が、水産物のトレーサビリティを推進する上で重要となる流通や制度的側面から事例や課題について発表しました。

シーフードレガシー株式会社
代表取締役
花岡 和佳男
一般社団法人食品需給研究センター
主任研究員
酒井 純
WWF ジャパン 自然保護室
海洋水産グループ長
山内 愛子
セッション3
パネルディスカッションの様子

最後に、統括セッションとして、セッション3でファシリテーターを務めた、シーフードレガシ―株式会社 代表取締役 花岡和佳男氏、国立研究開発法人 水産研究・教育機構 理事長 宮原 正典 氏 、セッション1で講演を行ったオーストラリア ウーロンゴン大学 准教授 クエンティン・ハニック 氏による総括的な議論が行われました。

国立研究開発法人 水産研究・教育機構
理事長
宮原 正典
統括セッションの様子

国内外の規制を遵守せずに無秩序な操業を⾏う違法・無報告・無規制 (IUU)漁業は、⽔産資源の持続的な利⽤と⽇本の漁業に深刻な影響をもたらす国際的な 問題であり、政府や国会においても⽔産政策の改⾰に向けた議論、⽔産物流通におけるトレーサビリティの確保及びIUU漁業対策の検討がされています。IUU漁業対策フォーラムは、今後も継続的な議論、啓発活動を行ってまいります。

<当日配布資料>

国際セミナー「IUU(違法・無報告・無規制)漁業対策とトレーサビリティの推進」プログラム(Japanese / English

登壇者略歴 (Japanese / English

「IUU水産物の輸入及び国内における漁獲流通の防止策に関する共同提言」

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2018/06/11